新型インフルエンザ - 大阪府仏教青年会
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新型インフルエンザ

「発生するかどうかではなく、いつ発生するかが問題」と、専門家の間でささやかれていた新型インフルエンザ。それが実際にメキシコで豚から発生し、世界24の国・地域で2000人を越える人に感染し、44人の死者がでている(5月7日現在)。今回の新型インフルエンザは、それほど毒性の強いものでないため、致死率は高くはないようだ。しかし、今後、強毒性のものに変化する可能性はある。

 また、東南アジアを中心に感染者がでている高病原性インフルエンザが、人から人に感染する新型インフルエンザに変化するかもしれない。1918年に起こった「スペイン風邪」の世界的流行で、4000万人という死者を出して以来、人間とインフルエンザウイルスとの戦いは、ずっと続いている。そして、今回の新型インフルエンザの発生によって、その戦いは新たな局面を迎えた。そんな時代に生きる我々は、今後どう対処すればいいのか?
致死率は低い豚インフルエンザも油断はできない